空想科学読本

空想科学読本〈1〉 (空想科学文庫)

空想科学読本〈1〉 (空想科学文庫)

これ、特撮本では有名ですよね。シリーズになったし。それの第一作。
ちょっと身近に特撮ファンがいるし、話のタネにもなるかなと読んでみましたが。
むぅ。つまらない。
特撮の数字設定が結構いい加減でおかしいのを正面から捉えるって視点は面白いんですがねぇ。トンデモ設定を「ありえねぇよ」と突き放すんじゃなくて、きちんと向き合ってるのは、素直に特撮を受け入れたい人も、特撮を斜めに見たい人も好感が持てるでしょう。
トンデモ設定で、あんなこともこんなことも起こっちゃうってのも面白いんだけど、途中から飽きてしまいました…。
結局、基本的に特撮にあまり馴染みがないからでしょう。ウルトラマンも怪獣ものロボットものも、あまりはまり込んでなかったんですね。仮面ライダーだとブラック、ブラックRXは大好きだった記憶があります。再放送では、なぜか必ず仮面ライダーアマゾンだったんですね。ウルトラマンのほうは必ずタロウだったんですが、タロウに比べてアマゾンの奇怪な雰囲気、怪人に対する容赦なき すぷらったぁは圧倒的に強い印象を残しましたよ。十面鬼の存在感も素晴らしい*1
仮面ライダーアマゾン Vol.1 [DVD]

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基本的に「大切断!」しか覚えてない
 
ロボット戦隊ものはあまりハマった記憶がないですね。ロボットアニメだと「絶対無敵ライジンオー」が大好きで、あんな学校に行きたい行きたい!と強く願ってたのを覚えてます。これでガンダム系が土日の昼の三時か四時みたいな理不尽な時間帯*2で放送されてなければ、絶対にはまってたでしょう。友達が突然ガンダムごっこを初めて、自分だけついていけなかったりして。というか、何で他の連中はガンダム知ってるんだよ。

*1:石森『幻魔大戦』の人間肉団子(NY編)、『デビルマン』のジンメンと並ぶトラウマモンスターですね

*2:普通外に遊びにでてますよ