ホテル・ビーナス

ホテル ビーナス [DVD]
酷評注意
む〜、今回は読んでるほうも不愉快になるレベルかも
この映画好きな人は見ないでください。
■ストーリー
生きる目的もないし、かといって死ぬ理由もない。そんな主人公、草薙剛ことチョナン(本人役、いや、マジで)はビーナスという場末の喫茶店に流れ着く。そこは名前を持たないワケありの人間達が暮らしているホテル・ビーナスでもあったのだ。物語は心を閉ざした少女と打ち解けるところから始まるが、ビーナスの住人は他人に打ち明けられない心の傷を持った孤独な人たちばかりなのだ。
 
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 また「生きろ」か!いい加減飽きたぞ。くどいくどい。つじおではないが、「いわれなくったって生きてやらぁ!」こちとらせっせと生きてるのになんできょうびの映画は生きろ生きろとわめいてくるのか。
 もともと僕の嫌いそーな映画ですが、見てビックリした。
 なんだこの同人小説映画は!?
 ありがちなストーリーをいろいろくっつけただけ。どのストーリーも脚本に作りこみが足りないのでまるで入り込めません。どの登場人物も借り物の設定をなぞっただけみたいで、深みがないんですよ。陳腐なストーリーだけならまだまだ余裕で許容範囲なんですが、問題は雰囲気が重くて暗くてすんごく疲れることなんです。一体何度残り時間を確認したことか…。ストーリー大して重くないのに…。
 また、そのわりにあっさりハッピーエンドになるんですね。うっそーって勢いで。あれ?あれ?こんなんで解決?とどんどん物語をたたんでいくのに観客は置き去りにされた孤独を味わうでしょう。「サイは簡単に心を開きすぎ。母を殺した義父との和解なのに、まるで愚図った子供が仲直りするような描き方をしているのはあんまりです。ソーダは何の贖罪もしていません。麻薬を仲介した金で夢をかなえることが出来ました。ドクターがアル中と自信喪失から立ち直る描写がほとんどない。唇震えてたのに簡単に酒を捨てます。
 そして最後は「生きろ」か...。あああ。
 
追記
おお!はてなの他のブログ見たら軒並み好評ではないか!?
ちょっとショックゥ〜