WrestleMania21-Goes HOLLY WOOD Disc1

WWE レッスルマニア21 [DVD]
 さて、年に一度のレッスルマニアWWE最大の祭典。DVDは予約して買っておきながら、かなり今更感漂うレビューです。また例によってちびりちびりレビューしていくのでご了承のほどを。
 最近はよく個人モノDVDをみてましたが、PPVはやっぱりいい!中でもレッスルマニアはいい!オープニングのプロモから観客の盛り上がりまでお祭り感が違うんです。もともとWWEにはまったのはレスリングの上手さでもレスラーのカッコよさでもなく、レスラーも観客もワイワイやってるお祭り感覚が楽しくてたまらなかったわけです。
 もちろん個人モノDVDはよく買ってますが、一つのお祭りとしてまとまったPPVのほうが僕の好みに合っているのかもしれません。
 

オープニング

 レッスルマニアのプロモがダイジェストで流れていく中、最後にストーンコールド・スティーブ・オースチンのカッコいいプロモがフルで流れます。オースチンのセリフにあわせて観客もチャント飛ばしてるのがいいですね。
 リリアンの"America the Beautiful"熱唱。やっぱり歌うまいね。会場を温めます。

レイ・ミステリオエディ・ゲレロ

 同じタッグチームのメンバーながら仲たがいした二人の遺恨戦。
 レイレイはここのところヘビー転向に向けて体を重くしてましたが、体にあわせた動きができてきたようです。エディ中心に試合は組み立てられてますが、レイレイの空中技が重そう・・・。
 レイレイもキャリアが長いですし、ハイフライ・ムーブするレスラーの宿命として膝が痛み出してきているでしょう。時間はかかると思いますが、ヘビーな戦い方に順応していってほしいですね。
 試合は終始エディ・チャント。人気あるなー

JBLとHHHの遭遇

JBLでけぇ〜!HHHよりでかかったのね。さすがパワーファイター。

"マネー・イン・ザ・バンク"ラダー戦

クリス・ジェリコクリス・ベノワシェルトン・ベンジャミン対エッジ対クリスチャン対ケイン
短いながらも各人の見せ場が光るグッドマッチでした。いつでも猛突進のベノワは手負いもあってか、ひきつけられるものがあります。クリスチャンの受けっぷりもよし。

ユージンがリングに登場

ユージンが久しぶりの登場。マイクはちょっとスベる。
そこへ我らが大ヒール、モハメド・ハッサン&ホスロー・デバリの登場!
この人たち、出てきただけでワクワクするし、マイクも惹きつけるオーラがあるから、やっぱり期待の新星ですよ。
ここでホーガンが出てきて役者がそろいます。
みんなが散った後は長い長いホーガンショー。
観客も大熱狂。
ポーズだけで会場を熱狂の渦に巻き込むのはさすがレジェンド。
でたがりっぷりといい、体つきといい、オーラといい、
ホーガンはプロレスの鏡ですね。

アンダーテイカー対ランディー・オートン

イカーのプロモがすごくカッコよかったのを覚えてます。今回の抗争プロモでも短く抜粋されてますが、フルで収録されてるんでしょうか。
オートンはもうちょっと攻めにバリエーションがほしいところですね。テイカーがオートンをわりと一方的にボコるという典型的なテイカー戦、オートン戦になってます。
そのため、盛り上がってくるのはどちらも大技を繰り出してくる終盤から。
オートンのRKOが返されるのは」初めて見ましたよ。
…レフェリーがアール・ヘブナーなので、お約束の失神も見られます。

トリッシュ・スタラタス(c)対クリスティ・ヘミ 女子王座

 四試合目で最初の王座戦です。レッスルマニアでは珍しいけど、これまでの王座戦も十分すぎるほど豪華で話題に富んでいたので問題ないでしょう。
 この試合は初のプロレス試合に挑むクリスティがどれだけのものを魅せられるか。おそらくほうきの棒状態のクリスティにトリッシュは試合を組み立てられるかというのが見所になるでしょう。
 序盤はクリスティが受けていて、危ない受身を見せていましたが、中盤からはトリッシュが貫禄の受身。攻めでもクリスティはどうしても間の悪さを見せます。
 トリッシュがあわせてあげてるというのが如実に現れてしまいましたが、プロレス初体験にしてはがんばったんじゃないでしょうか。

ショーン・マイケルズ対カート・アングル

 でた。名前だけで本レッスルマニア最大の見所にしてベストマッチ確定です。オーラと技術、そして実績もトップクラスのレスラー同士の対決だけにワクワクしないわけがありません。
 二人とものってるのか、序盤から終盤まで己の技術を出し切った感がありますね。展開もレスリングマッチから、場外でのラフ・ファイト、大技と飛び技が繰り出される終盤戦と様々なものを見せてくれます。
 序盤から中盤まで二人とも文句なしに上手くて口をあけるばかりなんですが、特に推したいのは終盤。マイケルズの会場の盛り上げ方が光ります。スイート・チンまでの溜め、関節技の受け方とぐいぐい観客を引っ張りこんでくるんですよね。合わせるカートも負けじとめったに出さない華麗なカート・サルトを炸裂します。
 しかし、しかし...。本試合で光ったのはHBK、序盤のレスリングの上手さと終盤の展開の素晴らしさを見て株が急上昇しました。やっぱりマイケルズは千両役者ですね。
 プロレスの面白さがぎゅうぎゅうに詰め込まれた素晴らしい試合です。

パイパーズ・ピット:ストーンコールド・スティーブ・オースチン

 WWFの名物トークショー、ロディー・パイパーのパイパーズ・ピットの復活です。
 出てきただけで会場のボルテージを上げまくるストーンコールドのオーラもどうかしてますが、それに合わせてストーンコールドと観客を野次るパイパーも上手い。
 途中から出てきたカリートは水をさす形になってしまいました。カリート、下手じゃないんだけど二人と並ぶと格落ちしてしまいますな。
 あああああ!オースチンカッコいいよぉ!

ビッグ・ショー対曙 スモウ・マッチ

 曙さん、まわしつけると流石に貫禄ありますね〜。ビッグ・ショーは曙の仕草を真似してます。試合前の儀式をよく覚えてないみたい。
 曙さんはサービスからかペシペシつっぱりを連発してましたが、つっぱりは体重かけた重い一撃がカッコいいと思います。
 
Disc2へのリンク
Disc3へのリンク