パンクラチオン到来

日本レスリング協会が打撃なしの総合格闘技パンクラチオン」大会開催に向けて動き出しました。プロアマ問わず選手を集めるということですから、普通にワクワクしてたんですが、ここで「消息筋」さんより興味深い指摘が
http://hanadi.s9.xrea.com/archives/200506/12-2154.php

日本のプロレスというか 新日本プロレスなる老舗団体はエンターテイメントと格闘技の狭間を揺れ動くあいまいな世界。かつて新日本のリング上で見せていた「プロフェッショナル」で強さの象徴であった部分が、どんどん世間的に明確な尺度を持つ世界で繰り広げられてしまう状態が目の前に来ているわけですよ。

 格闘技色を押し出していた新日本にとって、打撃専門のK-1総合格闘技のPRIDE、さらに打撃なし総合格闘技(ほとんどガチプロレス)のパンクラチオンの到来によりアイデンティティをどんどん奪われつつあるわけです。
 ストロングスタイルのごつごつした戦いが観たければ新日本に行く必要がなくなった今、劇的な方向転換が迫られている気はしますよ。
 日本のプロレスはどうなっちゃんだろうねぇ...。