ウルトラ・ヴァイオレット(2006)


 ガン=カタという稀代の超絶アクションを生み出した『リベリオン』の監督カート・ウィマー。
 それに『バイオハザード』シリーズで暴れまくってるミラ・ジョボビッチが主演のアクション映画。
 
 ミラの攻撃が敵に当たると、敵のプロテクターがガッシャンガッシャン割れたり、図書館では雪のように本の切れ端が舞うなど、絵的にはがんばってそうでしたが。。。やっぱりガン=カタのほうが数段面白かった。。。
 今回のミラはなんだかクルクルよく回りますが、これは絵的に目新しさがない。くるくる回って避けるって、なんかいろんな映画やアニメで既視感はあったんです。
 『リベリオン』は、あのクソ真面目そうなクリスチャン・ベールが熱い闘志を秘めつつ無表情でガン=カタを極める姿が、銃に囲まれながら、当たり前のように生き残ってしまうものすごい舞が、僕を痺れさせたわけですよ。ビックリさせたわけですよ。
 予算はこっちのほうが数段上なんですがねえ。全体的にぼやけた画面も好きになれず。残念。