ハッスル18-ハッスルキング・フォーエバー


7月9日 パシフィコ横浜 観客4420人
http://www.hustlehustle.com/free/fightcard/?id=1152175933
 みなとみらいって都会だなー。若い人がいっぱいだなーとか書こうと思ったけど、今回も開始時間ギリギリに到着です。みなとみらい満喫するヒマなし。ただ帰りに観た横浜の海は凄く綺麗でした。
 パシフィコ横浜は今回初めてですが。というか、あまりライブでプロレス見ないので、どこの会場も基本的に「始めて」が多いんですが、観客席がリングを囲む形で並ぶ普通の形態ではなく、舞台とくっついたリングに向かって、観客席が並ぶという劇場型の会場には驚きました。遠くで見ると舞台劇見てる感覚だったのかもしれない。
 今回は安かったのでVIP席(12000円)を買ったんですが、同じように安いのでVIP席買っちゃったよというお客さん、周りに多かったみたいで。「やっぱり近いと違うなー」なんて声も聞こえてきました。
 ただ、VIP席なのに、イス動かせなくて飛び出せない。なんかかしこまった雰囲気の席でウワーと立ち上がりにくい。目の前にプロレスラーが来る場面は幾度とあったのに、飛び出せない歯がゆさ!やっぱり通路側はいいなー。
 あと、よくカメラが目の前に来る。VIP席買うとPPVに写るチャンスが!
 

オープニング・ハッスル

サインボール投げと、大谷晋次郎と一緒にハッスル!
お客さんをリングに上げて、みんなでハッスルしたんだけど、橋本真也さんのそっくりさんが出てきたのはサプライズ。会場は入場口で売ってたアフロを被ったお客さんでいっぱい。こういうお祭りを盛り上げるギミックは好きだな。
入り口には橋本真也さんの写真と献花スペースが。

RGMの前説

ご当地罵倒ネタは残念。たぶん横浜市民少ないと思うよ。下ネタも残念。ぼく、下ネタ嫌いなんだ。
今日のRGMはイマイチ。なんかナチュラルな不快感が今日は足りない。いじめたくならない。
でも、亀田三兄弟に対抗してカラオケ歌おうとするところで、今日のプログラム発表!はよかったね。
RGMを退場させることが出来る「強制退場システム」も楽しい演出でした。

ハッスル仮面三色 対 蜘蛛三色

うーん、ずっと黄色ネタで行くの?新しいネタがほしいなあ。
ところで、川田総統代行のオープニングは面白かったな。
総統の身振りに振り回されてる感はあるけど、キャラクターをのびのび楽しんでる感じは伝わるし、ハッスルになじんでる感はある。っていまさらですが。もうちょっと川田にいろいろやらせてもいいんじゃないだろうか。彼にスポット当ててもいいんじゃないかという気はしてくる。

ゼロワン若手三人組 対 大きいの三人組

ハッスルキング・メモリアルトーナメント第一回戦
石狩に替わる新たな弄られ若手キャラとして、スポットを浴びつつある、かもしれない「どっこい浪口」ですが、いい味出してますね。石狩のようなどこかたどたどしい危うさを楽しむんじゃなくて、突撃つまづき型なのが好感を集めるかも。今日はノリノリだったゴモラと一緒にいい味出してました。
内容は、気合ばっかり入れても手も足もでなかった「どっこい浪口」。ゴモラに圧殺される。

大谷晋次郎、田中将人、安田忠夫 対 KATAKARI三人衆

ハッスルキング・メモリアルトーナメント第一回戦
「うんばばんばんばうんばっばー」とパプワ君のフレーズをリフレインするカタカリ三人衆。
この音楽が鳴ると、戦闘意欲が増すらしい。
「カタカリの音楽を、相手サイドが...認めたため、この試合ではカタカリ・ミュージックが使用されます。」
プライドのハンデなしのアナウンスをパロったオープニングは笑った。大谷のリアクションが素晴らしい。
肩にテーピングしてる田中将人が捕まる展開。安生はキャラクター作り頑張ってたけど、これはお客も頑張って乗らないと難しい。。。今回のようにちょっと客のテンションが低いと厳しいものがあるかも。

ハッスルキング追悼セレモニー

小川直也が、橋本真也の遺族と共に、リングに現れて挨拶。
長男のプロレスデビューに話が行くが、なんとも頼りない調子...。
なんで長男は担ぎ出されたんだろう。

大谷、田中、安田 対 金村キンタロー、黒田哲弘、本間朋晃

ハッスルキング・メモリアルトーナメント準決勝
試合後、黒田さんと金村さんは、セキュリティの厳重なパシフィコ横浜にブーブー文句言ってましたが、確かにイスも飛ばない、血も飛ばない究極のアウェーの中で黒田さんと金村さんはよく盛り上げたなあと感激しました。
そして、やっぱり存在意義のわからない本間さん。金村さんからは「補欠」扱いされてましたが、なにかしらリアクションとらないと、惨めだし、本人も観客も楽しくないですよ。
全員魂を燃焼させながらファイとしている中で、全然仕事をしない安田は笑えた。

大きいの三人組 対 天龍源一郎、坂田亘、崔領二

ハッスルキング・メモリアルトーナメント準決勝
足の怪我を狙われ、序盤で捕まる坂田。狙われ続けるも、今日は崔が大活躍し、巨人三人衆に勝利。
試合後、ミスター・プロレスは坂田と小池がFRIDAYにスクープされたネタをいじる。
坂田と小池が付き合ってるのは公然の事実なんだが、
ハッスルでネタになったのは今回が初めて。ついに小池栄子がネタに組み込まれた!
青木裕子、もはや出る幕無し。

小川直也TAJIRI 対 ジ・Mペランサー、川田利明

チャッキーの花嫁と、ランド・オブ・ザ・デッドにでてくる野球少女ゾンビを足して二で割ったようないでたちのニューリン様改めMペランサー。「こわーい」という声も聞こえてきたけど、カッコイイと思ったよ、ニューリン様!試合中は島田二等兵が、「ニューリン!ニューリン!」とコールをガチで間違える。島田二等兵は「Mペランサーだ」と独り言言ってました。
Mペランサーは、エスペランサーと同じく、相手を圧倒する超強力キャラクター。エスペランサーショックの抜けないTAJIRIはビビってたじろぎまくる。TAJIRIの細かい芸が存分に生かされてます。
小川とTAJIRIは上手く川田を捕まえるが、川田が交代しようとすると、TAJIRIは必至にこれを止める。なりふりかまわぬ必至の行動のため、ペースを乱したTAJIRIは川田に捕まり、敗北寸前...。
ここにMペランサーが現れ...川田に毒霧!
裏切られた川田はそのままTAJIRIからフォールを奪われる。
またもや予想だにしなかったサプライズ。最近のハッスルのストーリーは本当に神がかっている。
TAJIRIはハッスルに来てから生き生きとしてますね。過剰演技と細かい芸がハッスルのスタイルにピッタリはまっている。今後もハッスルで頑張ってほしいです。

高田総統ショー

今日の高田総統は絶好調。総統登場時の「そうとう!」コールは本大会最大のもの。みんな総統が大好きだなー。調子のいい川田も、ついに禁断の石狩ネタを炸裂。フジネタはHGだけでなく、総統も披露してしまう。HGは今日もフジネタをやるというハチャメチャぶり。これは楽しいわ。
 
大型サプライズをぶちまけ、ニューリン様の傷の秘密、川田の動向、モンスター軍のNo.2とは?というトゥー・ビー・コンテニューを残したハッスル18。かなり完成度は高かったです。面白かった!
 
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インリン様ニューリン様が路上で大喧嘩!」
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/headlines/wrestling/20060711-00000015-spnavi_ot-spo.html
↑この記事は笑った。記者もノリノリだなー