ホリエモンがプロレスに参入

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/headlines/wrestling/20050616-00000000-spnavi_ot-spo.html
 えぇぇぇぇ!なぜわざわざプロレス業界に手を出すかなぁ。この業界、成功するセオリーなんてありませんよ。成功しても大きな利益は見込めないし、地上波から見放されつつある斜陽ジャンルです。まぁ、プロレス産業を活性化させることが出来れば、ホリエモンは一躍ヒーローになりますが...。
 大型メディアがプロレスに参入したといえば、まず思い浮かぶのがテッド・ターナーWCW買収。テッド・ターナーはCNNの創設者で、タイム・ワーナーの副会長、メジャーリーグアトランタ・ブレーブスNBAアトランタ・ホークスも買収した、まるで007にでてくるような恐るべきメディア王なんですが、WCWを軌道に乗せるまでヘッドを何人も変えるなど試行錯誤を繰り返しました。しかしなんとか新進気鋭のリーダー、エリック・ビショフを従えてWWFと激しい競合を繰り返しましたが、結果は敗戦。メディア王の莫大な資金力とネットワークをもってしてもWCWは崩壊に追い込まれてしまったのです。プロレスは選手個人の力が強く、価値観も全然安定していないのでビジネスの戦略もノウハウも全然通用しない分野だと思います。金を出すだけのクライアント的な立場でも交渉は難しいでしょう。
 注目度の高いライブドアがプロレスに関わってくれたんです。これで少しでもプロレス界が活性化するのなら素直に喜ぶところでしょう。がんばれ、ホリエモンテッド・ターナーみたいに、利益が出ないからといって見捨てないでね。