ドラフト(現地)

Kurt AngleがRAWに移籍しました。Cina、AngleとSDが誇る二大スターがRAWに移ってしまったことでSDの空洞化が懸念されます。HHHの絶対王政を揺るがす存在という意味でも、SDの過激化という意味でも(Angleはハードコア・スタイルが嫌い)今回の移籍は価値があるのかも知れませんが、SDがトップスターを二人失った衝撃は大きい。RAWからのトップスターの移籍はあるんでしょうか・・・。てか、ここまでやられるとオートン、Christianの移籍がますます濃厚になってきました。他は考えにくい・・・。他の大物でもジェリコはなんとなくRAWがあってる気がします。これは本当に感覚ですが。最後の最後にエヴォが移籍したらデラびっくりします。でも、あの反則気味に豪華なチームはやはりRAWでこそ映える気もします。
 WWE開催のECW"一夜限りの復活"PPVについてPPVまでにWWEテレビ放送でWWE軍がECWのPPVに殴り込みをかけるというそぶりを見せていました。ECWのPPVが団体抗争により、ECW風味を損なってしまうのではないかという懸念もありましたが、WWE軍の絡みはさほど激しくなかったようです。展開はあくまでECW中心。WWEがちょっと絡むってのはメジャー団体に喧嘩を売るECWの姿勢が表現されててよかったんじゃないかなと好意的に解釈しておきます。マァ、DVDで実際の公演を見てみない限りはナントモいえないんですが。
 逆に今回のWWE側の絡みが中途半端に終わったということで、どうせならサバイバーシリーズまで団体抗争を続けてほしいなぁという思いはあります。幸いSDにはエディ、ベノワ、レイレイ、ドンマリ、ダッドリーズ、ヌンズィオ、RVD、タズとECW勢がなぜか大挙してますし、ハードコア嫌いのトップスターKurtもRAWに行っちゃったので、ECW軍と抗争するには馴染みやすい土壌になったのかなという気がします。というか、ここまでの展開はSDの"エキストリーム"化を期待させるものに思えて仕方がないわけですが。
 とにかく、ドラフトにECW復活と最近のWWEは話題ずくめ。この時期ここまでファンをドキドキワクワクさせる展開は久しぶりではないでしょうか。いや〜、追いかけててよかった。これだからアメプロはたまらない。