ゴア復活!!!

ゾンビ手帖05/11より
 ハーシェル・ゴードン・ルイスルチオ・フルチは今はなく、ピータージャクソン、サム・ライミはすっかり大作作家になってしまって以前のようなスプラッター映画は作らせてもらえなさそう。我らがヨルグ・ブットゲライトは映画制作禁止処分を受けたまんま。映像に関する規制は段々強くなっている傾向なのか、大物ゴア映画はどんどん少なくなっている印象があります。
 僕はスプラッター大好き!ゴアゴア最高!ってわけではないんですが、残酷描写がどんどん少なくなっていくのはやるせない思いがありました。
 しかし、今年公開される本家ロメロゾンビでは久しぶりに大型映画でのゴア復活となるようです。さすがサヴィーニ、ロメロコンビ、どこまでも観客の期待にこたえてくれます。
 ノロマゾンビで強烈なインパクトを演出するにはゴアはやっぱり欠かせない気がしますよ。地獄からよみがえった死者と、生きるために死者の尊厳をかなぐり捨てた生存者がかもし出す背徳的な空気を強調するためには食人シーンは効果的です。
 ロメロ最新作"Land of the Dead"、手加減なしでゾンビファンに迫ってきてくれそうです。28日後、ドーン・オブ・ザ・デッドとライトでソフトな今風ゾンビが続いた後に満を持しての登場。ものすごく盛り上がってきました!!!