GW前後にちょっとした規模の飲み会ラッシュ

 ラッシュといっても二回です。結構多くの人と長時間接するのは久しぶりですね。いや、楽しかった。周りのテンションに乗っかって、騒ぐと生まれ変わったような高揚感に包まれますね。そういう点でも先天的にアメプロが好きになる素質はあったんでしょう。
 
 で、いまさらながら気づいたことなんですが、趣味が共通する友人が一人もいないって異常ですよね。押し付けず、閉じこもりもせず、適度なアピールをしてきたつもりですが、信者を一人も増やしていないという現状。やっぱり僕は説明へたくそなのかな。
 趣味って楽しむことが目的の一つですよね。趣味それ自体を楽しむほかに楽しみを共有する人とコミュニケーションを楽しむのも重要だと思います。もっというと最近は後者の要素がだんだん強くなってきている気がします。みんなテレビを見たり、雑誌を買ったりするのは話題を共有したい姿勢の表れですよね。話題っていってもニュースがあるけど、スポーツやお笑いなど、趣味になるような情報提供も少なくないわけで。マイナーな趣味の持ち主はこの点で明らかに損してます。趣味の話に移るたびに相手の性格趣向を伺いまくり魅力を断片的に説明するのは正直骨です。基本的な疑惑を毎回解くのはストレスフルです。それでも理解してもらえない確立が極めて高いのは苦痛です。ネットでの情報交換も楽しいけれど、面と向かったコミュニケーションの面白さにはかなわないわけで。
 もうひとつの要素として、自分らしさを再確認する場所という位置づけもできるとおもいます。どんなに人と接して違和感を覚えようとも、自分がすんなり入り込める世界があると、安心ですよね。外は僕を認めてくれなくても、認めてくれる世界がある!って保障になってるんだと思います。だから趣味って下手すると引きこもりの入り口になりやすいんでしょうね。ついでにいうと、この側面を持った趣味ってインドアなもの、孤独なものばかりな気がしますよ。でもね、でもね。まわりが自分を受け入れてくれなくても、自分を失わないってのは本人のためにも、社会のためにも重要だと思う。モノクロで柔軟じゃない社会ってつまんない。で、そうした個人を支えるための世界ってのも必要だと思うわけよ。だけに趣味万歳と、特にマイナー趣味万歳というわけです。
 同じ趣味を語りたいと思うけど、他人とは違う世界は固持していきたいという思いもあるよね。この釣り合いというのはきっと難しいんだろうなぁ。
 
 
 
 
 急にこんな話をはじめたのは、幾度か話題に困る展開があったからですよ、ええ。体験した数としては本当に少ないのですが、結構記憶に残ります。「しまった!最近人に勧められる映画なんて全然観てねぇ!」とか、このブログ紹介するときとかの気まずい流れはたまらん。最近は「ホラーとアメプロのブログじゃ。来るならこい」と堂々としたものですが。
 「(管理人)の友達って格闘技ファンばかりと思ってた」という発言は泣ける。