登山

同行者Sの提案により山へ。
明らかにノリがわからん。なんでいきなり登山*1なんだよ。自動車で登っていたんですが、途中で道路が凍結していたんですね。こりゃ危ない、ヤバイ、ここからは登山道に入って歩いて登ろうぜということになったんです。
いやいや、そもそもなんで山に向かったのかわからん。
雪山じゃなくて、中途半端に雪の溶けた氷山でしたよ。ツルッツル滑って危ないの何の。中途で断念したっぽいおじさんが「健脚でも1時間かかる」といっていたんです。そっか、そりゃ大変だわ。しんどそうだし、意欲が下がっていたところに同行者Sの一言。「おっしゃ!僕たち超健脚だから30分で大丈夫!」
えー!超健脚ってわけわかんない!S君一人だけテンション高すぎ。
そこで同行者Nの一言。「僕、雪山登ったことあるので怖さをしっています。だから大丈夫です。」おいおい、前後二文がまるでつながっておらんよ。怖いなら登らないほうがいいんじゃないか。
山道やばかったですよ。スニーカーだからツルッツルすべるの。頂上付近ではかろうじて雪の残っている部分を探して踏んでいきましたが、途中で確実な足場が全然わからないところもありましたからね。のぼりは2回くらい転びました。
S君は最後までハイテンションで途中で「暑い暑い」と上半身ハダカになってました。
 
超健脚なのに、登りにばっちり一時間かかってしまいました。いや、一時間で済んでよかった。
で、よせばいいのに下りも同じ道を使うことに。
だって頂上の山小屋もロープウェーも誰もいないの、休日なのに。こんな悪条件で登山するバカは誰もいなかったようです。ピクニックレベルの山で遭難なんてカッコ悪すぎ。
くだりは本当に命がけ。ちょっとすべる場所が悪いと死ねます。これはやばかったやばかった!5〜6回転んだ!
体重のあずけ方全然わかんないし。
僕、超健脚以前に山はシロートですから。
夜景キレイだったけど、最後は生きてる自分に感動した。

*1:山のレベル的にハイキングだが、そんな細かいことどうだっていいぢゃないか