ロン・ハワード、デビュー！

バニシング in TURBO

ロジャー・コーマン御大の映画、見つけちゃいましたよ。
レンタルビデオ屋さん、見る目があるねぇ。
今回はロン・ハワードのデビュー作にして主演作、
『バニシング in TURBO』でございます。
　ストーリーは、ドタバタコメディーですね。
金持ちの娘がマザコン男との婚約がいやだといって、
好きな男と駆け落ちをしてしまう。
これをうけて、マザコン男に、その母親、
金持ち娘の親父と次々に追跡を開始。
話はどんどん大きくなって、
しまいには最高5万＄の賞金がつくレースへと発展してしまう。
　登場人物がとにかくどいつもこいつもイロモノぞろいで楽しめます。
序盤の金持ち娘とイカれた親父のねじの外れたやり取りから
一気にBの世界観へと引き込まれるでしょう。
『デス・レース2000』にでてきたようなハイテンションレポーターも登場です。
例によって倫理観は激しく欠如。とにかくレースを煽りまくる。
マザコン男も、素晴らしいヘタレっぷりを見せ付けてくれます。
弱いし、バカだし、騒ぎを無駄に大きくする。
映画の世界では貴重な才能ですね！
例によってチープな映画ですが、飽きません。
ねじは外れてますが、普通に娯楽作品としてよく出来ていると思います。