武藤社長日記

http://mutoh.b2p.jp/
 最近プロレスラーの書くブログが増えているようです。幾つか読んでみようと思い立ったことはありましたが、いずれも挫折。みんな意外に更新頻度が高いんです。コメントもすっごく多いしね。プライベートな話題も多かったりして、ファンならうれしいかもしれませんが、にわかファンの私にはつまらなかったりして。
 しかし、この武藤社長ブログ、面白いです。武藤社長、参考にしようにも他のレスラーのブログを見つけられなかった程のパソコン音痴。なぜかトップページでは最新の日記が読めないというほほえましい部分も。トップページの文章をそのまま鵜呑みにすれば、武藤社長が口頭で記事を語り、それを諏訪間さんがブログに入力するという形態をとっているらしいです。そのため文章が語り口調で親しみやすい。更新頻度も低いし、武藤さんの人の良さが伝わってくる楽しいブログになってます。
 「桃太郎になりてぇよ」とか、「今日は日曜日だよ」とか、独特ののんびりした雰囲気がたまんない。
 個人的にはコメントのいっぱいつく大人気ブログにはならないで、独自の雰囲気を保ってほしいですね。

ドラフト(現地)

Kurt AngleがRAWに移籍しました。Cina、AngleとSDが誇る二大スターがRAWに移ってしまったことでSDの空洞化が懸念されます。HHHの絶対王政を揺るがす存在という意味でも、SDの過激化という意味でも(Angleはハードコア・スタイルが嫌い)今回の移籍は価値があるのかも知れませんが、SDがトップスターを二人失った衝撃は大きい。RAWからのトップスターの移籍はあるんでしょうか・・・。てか、ここまでやられるとオートン、Christianの移籍がますます濃厚になってきました。他は考えにくい・・・。他の大物でもジェリコはなんとなくRAWがあってる気がします。これは本当に感覚ですが。最後の最後にエヴォが移籍したらデラびっくりします。でも、あの反則気味に豪華なチームはやはりRAWでこそ映える気もします。
 WWE開催のECW"一夜限りの復活"PPVについてPPVまでにWWEテレビ放送でWWE軍がECWのPPVに殴り込みをかけるというそぶりを見せていました。ECWのPPVが団体抗争により、ECW風味を損なってしまうのではないかという懸念もありましたが、WWE軍の絡みはさほど激しくなかったようです。展開はあくまでECW中心。WWEがちょっと絡むってのはメジャー団体に喧嘩を売るECWの姿勢が表現されててよかったんじゃないかなと好意的に解釈しておきます。マァ、DVDで実際の公演を見てみない限りはナントモいえないんですが。
 逆に今回のWWE側の絡みが中途半端に終わったということで、どうせならサバイバーシリーズまで団体抗争を続けてほしいなぁという思いはあります。幸いSDにはエディ、ベノワ、レイレイ、ドンマリ、ダッドリーズ、ヌンズィオ、RVD、タズとECW勢がなぜか大挙してますし、ハードコア嫌いのトップスターKurtもRAWに行っちゃったので、ECW軍と抗争するには馴染みやすい土壌になったのかなという気がします。というか、ここまでの展開はSDの"エキストリーム"化を期待させるものに思えて仕方がないわけですが。
 とにかく、ドラフトにECW復活と最近のWWEは話題ずくめ。この時期ここまでファンをドキドキワクワクさせる展開は久しぶりではないでしょうか。いや〜、追いかけててよかった。これだからアメプロはたまらない。