ECW!ECW!
The Rise and Fall of ECW
ようやくエキストラ映像も含めてすべて鑑賞完了です。通して観ただけなので、詳細なレビューはできませんが、とりあえず初見の感想を述べてみたいと思います。本編のレビューは以前にやったので今回は本編より長いエキストラ映像について語りましょう。本編レビューへのリンクはこちら。
ピットプルズ対レイヴェン&スティービー・リチャーズ
記念すべき自身初レイヴェンです。おおおー!ちょっと汚らしくて近寄りがたい感じがカッコええ!疲れた感じのビューラも雰囲気出ています。後の試合の笑顔を振りまく幸せビューラよりもこっちのほうが美人ですね、個人的には。
試合内容はハードコアな展開が惜しげもなくポンポンでてきますが、決着の早い淡白なもの。しかし、これはECWのスターがずらずらと出てくる試合終了後の大乱闘の序章に過ぎなかったのです…。
こってりしたECW劇場の序章にふさわしい内容でした。テーブルがこれでもか、これでもかと壊れまくるので爽快感もあります。顔ぶれがとにかく豪華なので必見。
レイ・ミステリオJr.対シコシス
上記の試合に続きこちらも三本勝負。レイレイはウラカン・ラナを連発しすぎていたのがちょっと気になったかな。シコシスはルチャな風貌なのに、レスリング中心の攻撃を展開していたのはちょっと意外でした。古いレイレイだから期待しすぎたかも。人間業とは思えないムーブを展開するのはもうちょっと後のことなんでしょうかね?
トゥ・コールド・スコーピオ対サブー
どちらも日本ではおなじみの選手ですね。二人ともカメラが追えないくらい飛びまくります。終盤戦の思い切ったジャンプは驚嘆の一言。特にスコーピオがあの肉体ですさまじいジャンプを魅せていたのは驚いた。
トミー・ドリーマー対レイヴェン
三年間続いたドリーマーとレイヴェンの決着戦です。試合内容もさることながら、試合後の混乱も第一試合を遥かにしのぐものがあります。本収録DVDのベスト試合!アリーナを全面に使った自由で過激で楽しい試合でした。会場全体が試合に参加している感じがすごく伝わってきて、胸の震える展開です。終了後の展開も見事。スタッフとレスラーたちと演出が見事に組み合わさったドキドキゾクゾクするもの。本編見ないと面白さが半減しますが、これはオススメです。
タズ対バンバン・ビガロ
タズ初登場!僕の初タズです。やっぱり小さい!そして、バンバンでかい!チャンプのタズはさすがにオーラをビンビンに発しています。スーツ着て実況している可愛い目をしたタズしか知らない人は、仁王立ちする王者タズを拝むだけでも必見でしょう。短い試合ですが、王座戦らしくすばらしい見せ場が二箇所あります。ここは素直にECW!ECW!と叫びましょう。しかし、タズはサブー戦がみたかったよぉ...。
RVD対ジェリー・リン
RVD、楽しそうですね〜。生き生きしていますね。観客席プランチャも、ヴァン・ダミネーターも惜しげもなく披露しています。動きの流れは今のほうがずっと上手いですが、RVDの魅力がこれほどまでに存分に披露されている試合は他にないでしょう。ローリング・サンダーや開脚式ムーンサルト、5スターといったRVDのムーブも既に完成しているので、RVDファンは必見です。ところどころで技を失敗しちゃうのもRVDらしいですね、うん。
リチャーズの懺悔
リチャーズの行動は理解できます。若さゆえの過ちってやつですね。あやまることができてよかった。
タズのポールについての回想
いい話です。ネタばれになるので詳細は何も話しませんが、僕は感激しましたよ。
ジェリコ、トラベルエージェントとしてのポールを語る
これは面白いエピソードだった。タズの話よりもポールに対して親近感やいとおしさを感じますね。ポールが選手にとってどういう存在だったか垣間見える楽しくて分かりやすい話です。