28日後...

28日後...特別編 [DVD]
2004/11/08鑑賞
ダニー・ボイル監督のゾンビ映画
人間もゾンビも走りまくるスタイリッシュな今風の映画です。
いやー、ゾンビ早い早い。
おそるべき食欲です。
そこまでして内蔵が食いたいのだろうか。
あ、ちなみに映像は綺麗です。内臓でてこないしな!*1
僕のパソコンの壁紙も一時期は『28日後...』のものでした。
ロメロのゾンビに感じる中だるみ(僕は感じませんでしたが)がなく、ストーリーはハイスピードで展開していくし、波もあるので万人向けといえるかもしれません。これもゾンビ映画の入り口に使うのもありといっちゃあ、ありでしょう。
意外とジョージ・A・ロメロに対するオマージュが多くて驚きました。
無人のスーパーや、バブ、基本的に人間側の主役は黒人と白人のタッグであることなど、ゾンビ好きならニヤリとさせられる演出もいくつかでてきています。
普通に面白かったですね。続作『28週間後...』もでるらしいです。
このシリーズが「時代の雰囲気」というものをまとうことができるようになれば、ゾンビというジャンルの将来はあかるいのではないでしょうか*2

*1:ゾンビ(Dawn of the Dead)のメイクはこれと比べると、ちょっとかわいそう。エキストラの多くは顔が青くなっているだけなんです。いや、内臓はがんばってますよ。サヴィーニですから

*2:映画『バイオハザード』シリーズはゾンビというよりエイリアンだろう、と個人的に思っています。