遊星からの物体Xみました

遊星からの物体X [DVD]
ジョン・カーペンターの代表作です。
「スネークと呼びな」で有名なカート・ラッセルもでてますよ。
二人は仲がいいんだろうね。馬が合うんだろうね。
でも今回はスネーク節はそこまで濃くありません。
カート演じる主人公は南極観測隊のヘリ坊やです。
(いつか「ヘリ坊や」もキーワード登録するぞ!)
特典映像みればわかるけど、この映画はXが暴れ回る
特殊技術に力を入れまくってます。
カーペンター自身も「やりすぎた」とか「ポルノよりちょっとだけまし」
とか語っているあたり、美術に好き勝手やらせた結果、
とんでもないことになってしまった感が伺えます。
特に「蜘蛛」とか幼いころに見るときっとトラウマになるでしょう。
あのハイブリッド感はすげえ。プリウスとか目じゃないぜ!
「蜘蛛」を見て一言、「こいつは何の冗談だ?」には、激しく共感です。
ストーリーはカルト映画にありがちな投げやりな筋展開というわけではないです。
全編みなぎる人間不信と潜伏するXがいつ現れるかという緊張感にみちています。
救いがない重苦しい雰囲気や人間同士の対立はゾンビに通じるものがあります。
こいつぁスゲエ映画だ。