死が地獄を満たすとき、死者は地上にあらわれる

昨日は宮崎アニメがロードショーで流れてましたね。
ハウル公開に向けて宣伝が始まっているようですね。
嫌いだ嫌いだといいつつ見ちゃったよ。
今見返してみると、妖怪は水木しげるの妖怪を思い出しちゃいました。
ユバアバのでかい顔とか三つの顔とか連想させませんかね。
レトロな日本と妖怪の組み合わせが、
レトロな世界観にあるゲゲゲの鬼太郎を連想させたのかも
ゲゲゲはバナナや牛乳が高価である時代観が楽しかったな。

ゾンビは嫌いですか

友達にすすめてまわってるジョージ・A・ロメロのゾンビですが、
どうも評判がよくありません。
「グロいからヤダ」とか「キモい」という理由なら
納得できるんです。あきらめられるんです。
「つまらない」というのはどうしましょう。
魅力が伝わらなかったのか、魅力が受け入れられないのか。
先の理由であればここで魅力を考察することで解決可能。
後の理由であれば、魅力を楽しむ感情を
文章でもって共有してもらうことで解決可能。
ということで、今日はなんちゃってホラーマニアの視点で
ゾンビの魅力を考えてみましょう。

絶望感は楽しい

主人公たちを囲むゾンビの大群や人間の混乱が助かるかもしれないという観客の希望を絶っていきます。(ゾンビののろさは数の多さも強調してるね!)人間のゾンビ化や人間の愚かさの描写なども思考をネガティブな方向に導いていきます。
こうした絶望感って、妙な昂揚感に誘ってくれませんか?
これは助かるか助からないかワクワクするという危機感とは違いますね。
先にあるのは絶望だとわかってるんですね。
絶望だとわかっていて、進んでしまう。
安全な今を捨て去ってしまう刹那的な自分を客観視しているのかもしれません。
最後がBadEndとわかって手を伸ばしてしまう悲劇と同じ楽しみ方かもしれません。
ゾンビの魅力はそうした絶望感がこれでもかこれでもかと押し寄せていることに今でも色あせない魅力があるのではないでしょうか。

社会批判

いわゆるロメロ節というやつですね。
僕のサポートしない魅力です。
だって、あからさまじゃないですか。
社会的弱者を主役級にそえるアイロニー
消費主義への批判などなど。ストレートに表現します。
いやみがないってのが救いかもしれません。

実はサバイバル物

いいかえれば極限状態で生き残ろうとする人間たちの群像劇
これは監督の人間観が最もにじみ出る方法だと思います。
人間の社会性や本性をぐいぐいえぐり出してくれるのがサバイバル物の魅力ですね。
いわゆるパニックムービーの1ジャンルといえると思いますが、
僕はこのパニック映画が大好きです。
タワーリング・インフェルノ」「エアポート75」「カサンドラ・クロス
ゲームでは「セプテントリオン」とかお気に入りですね。
…他にも魅力はあるかな。魅力は伝わったかな
…とりあえず今度は遊星からの物体Xと戦ってみよう

スネークと呼びな

レンタルビデオ屋で「ニューヨーク1997」を300円で購入。
エスケープ・フロムL.A」がサイコーに楽しかったからね。
津波でサーフィンしたときはびっくらこいたね。
レンタルビデオ屋回って本作をずっと探してたんだけど、
このたびついにワゴンから引っ張り出せましたよ。
ジョン・カーペンターの魅力爆発だね。
「D.N.A」もあったけど今回は保留。
だれか「デス・レース2000」見つけた人がいたら教えてくらはい。
↓リンク飛んだらわかるけど、トンでも映画です。みたい〜

デス・レース2000 [DVD]

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猪木さん…

http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20041210&a=20041210-00000301-spnavi-spo
猪木祭北朝鮮公演2004が頓挫したのは残念。
で、「今年は家で正月を迎えられるかなと楽しみ」と語ってたんですが
(http://www.nikkansports.com/ns/battle/p-bt-tp0-041004-0008.html)
ここにきて「Dynamite!!」に参加表明です。
正月を平和に楽しむつもりはさらさらないようですね。
ほんとに目立つことが大好きなようですね。
K-1はガチで異種格闘技だから
猪木の興行スタイルの継承者ということか
…それでいいのか?